アニマルウエルフェア連絡会

人と動物との適切な関係づくりを考えます。
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動物愛護と『度量』
 【このブログはAWN連絡会と一部連携しています。】

 およそ10年前の事で恐縮です。動愛法改正時の審議会の議事録の一部です。『都道府県等の犬及びねこの引き取りに係る殺処分等の施策に基本的に反対している者などこの動物愛護推進員の任務を果たすことが困難と考えられる者は同推進員への委嘱はできないと考えられる。したがって、都道府県の施策に基本的に反対している団体は動物愛護推進員の推薦母体となることは困難と考えられる。』さらに行を進めて、『なお、行政の施策に反対している団体や動物愛護と直接関係のない団体等の協議会における意見表明等を妨げるものではない。』

 『反殺処分』は「えきせんとりっく」で「こうげきてき」、したがって、意見を聞くだけで法の施行や実行にかかわらせてはいけない。・・・と読めます。動物の実業界に影響力の強い団体などが、推進員を委嘱する推薦母体がためを画策した結果、などと風評されたものでした。しかし、一義的に「動物が命ある」と思い行う分野も時代と共に歩みます。

 同じ頃、反殺処分のグループや団体などと、その一方で政府公認の団体や実業界などの両面から幹事や協力に連なるNGO(通称・動共連)が力を現し始めました。
 10年前の法改正時から今迄、議員立法に関わる国会議員は「えきせんとりっく」で「こうげきてき」などと牽制された分野の「意見は聞く」ものの、「法を成立させられないから」という理由で意見を取り入れずに法を成立させて来ました。
 現在は時代も移り、動物愛護推進員や推進員を委嘱するなどの協議会に「反殺処分」も加わっている反面、「国会議員とNGOの共同作業のお手本」などと政治家に言わせた前述のNGOに気掛かりなことは、「動物を取り巻く実業界が及ぼすかも知れない政治力」・・・などとも噂されています。この関係は形を変えて続いているようです。

 実業の社会は『人の為に働き人の役に立つ動物を必要とする意見が強いので、愛玩用や幼齢動物の物流反対などを「えきせんとりっく」で「こうげきてき」』とでも牽制しながら、決して良いとは言えないイメージ作りで括り分けをはかるよりほかの方法を見つけられないのでしょうか?

 余談ですが・・・(以下「度量」を除き、正確な文章ではなく、およその意味です。)
●こと動物が対象の「ヒトと動物の関係学会」が、さまざまな分野の構成員で組織されているにも関わらず、意見が割れることもなく、永年に渡り位置を保ち続けていられるのは、参加する人々の『度量』にほかならない。・・・平成の初期から続く同学会発起人の数年前の言葉より。

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