アニマルウエルフェア連絡会

人と動物との適切な関係づくりを考えます。
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続:行政指導への不信?定点回収・収集について
 犬とねこの致死処分数を減らす国の方針が積極的に進められいるようです。が、しかし・・・

 犬に関しては、行政が法規法令の執行官である、などという基本に立ちもどるとき、すごく簡単で効果的な施策措置があることを、全国の行政マンは充分周知のはずなのですがほとんど行いません。
 狂犬病予防法の20万円の罰金犯罪である登録違反と、登録すると渡される鑑札票の未装着違反犯罪罰金20万円の執行です。
 これを飼い主や取扱者を対象に徹底して執行する時、犬を飼い取り扱う人々の責任の普及が一気に推進される。・・・などと言われ始めてからひと昔以上も経ちました。鑑札の未装着違反者が逮捕されたなどを耳にすることもなく、法律執行の状況に今でも変化はなさそうです。
 このような分かりやすい(1)普及啓発(2)周知徹底(3)実行策があるにも関わらず、法の施行された昭和25年からの長い期間を経ても未だ、飼い主や取扱者が責任を果たす「登録」は約5割、そのうち鑑札の装着率は数%といわれるほどの無責任状態です。
 そのような中で、文字どおりの愛玩にもてはやされるペットの犬が売れ残ったり、一度は飼ってみたものの、もういらなくなったからなどという、それなりの理由から致死処分されるのではたまりません。しかも税金で、です。

 犬の登録をして鑑札をつけるという法律の対象範囲は・・・。生後一定の期間を過ぎて社会性が整ってから、などという表向きの条件のもとでありながら、実は幼齢の頃からペットショップの店頭に陳列される犬にも、繁殖場所にいる犬にも、規定の時期を過ぎた時からこの法律の適用除外はないのです。

 何度も繰り返しになりますが、愛護動物の引き取りについては、「飼い主の終生飼養の責務に反し、やむを得ない事態としての所有権の放棄に伴う緊急避難措置として位置付けられるものであり、今後の飼い主責任の徹底につれて減少していくべきものであるとの観点に立って、引取りのあり方等につき、更なる検討を行うこと。」と、1999年の国会で決めました。

 民間の運搬会社などに古くから回収・収集業務を依託している自治体では、従来の慣習に従って、役人が同行していない民間企業の作業員だけの運搬車を巡回させて引き取りを続けるケースも知られています・・・。行政サービスという大儀名目のもとでです。
 「飼い主の終生飼養の責務に反し、やむを得ない事態としての所有権の放棄に伴う緊急避難措置」などは、普通の生活をしている普通の人々に、日常的に頻繁に起こる事態ではありません。にもかかわらず、あたかも他に方法の一切みつけられない極めてひっ迫した、つまり「やむを得ない」事態であるかのように装い、あるいは虚偽の引き取り申請なのかもしれないけれども、もしかしたら偽りであるかも知れない事態を判断する役人のいないまま、巡回車両に積み込みます。
 ・・・定点収集・回収などの「税の無駄遣い」はよろしくないと思うのです。まさかっ!!引き取りや収集を容易にすすめるために、登録鑑札の執行を怠る訳でもないと思うのですが・・・。

【動物の法律、普及啓発用・A4サイズ・ポスターチラシ】の頁には「止めよう、税のむだづかい」チラシもありました。2004年のアップデートです。
動物 動物愛護 | 22:59 | - | - | - | - |

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