アニマルウエルフェア連絡会

人と動物との適切な関係づくりを考えます。
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行政の法規実行不作為と法を超えた措置
 「行政の法規実行不作為と法を超えた措置」などと、漢字で現すと難しいですが、身近なところにあります。
 犬ねこの引き取り数半減を、国をあげての目標にします。犬については、所有者等責務の徹底の意味を込めて、法律違反である「登録鑑札と注射済票装着の執行」をここでは強く言い続けました
 その理由は、ともに生きる仲間たちを容易く死に至らせないために、もし飼い主としての意識の薄い人がいたとしても、法が作られた昭和25年から、行政が法規に従って罰則の適用を行えるので、厳しい指導や命令も可能です。
 しかし実業界側勢力などの無関心もあり、犬の飼い主責務の普及には好都合なこの罰則の執行はほとんどありませんし、厳しい指導も行われません。つまり、行政の法規実行不作為です。
 「LOVE ともに生きる仲間たちへ・・・」毎年30万頭の犬ねこの殺処分をなくすために、最近環境省が作ったポスターの犬に鑑札と済票は見当たりません。そのほかの環境省の広報物にも、不適切と思われる場合があります。

 さて、本日の本題は「法を超えた措置」です。法律の範囲を超えた条例などが「違憲立法」などともいわれます。千葉県のある複数の市では、「所有者のないねこに餌をやると、法律の民法で占有者とされる。」というパンフレットを、行政民事不介入の鉄則を曲げて作ってしまい、市民に指導を続けています。
 野良ねこの餌に関係する重大事件が、この行政管内で最近起こってしまいました。このような指導の行政管内では市民間の対立が多く生まれていることから、市の指導と重大事件の因果関係がゼロだったとは思えません。
 また、もちろん「どのような態様の餌でも善し」とはいいませんが、所有者や占有者などを除くそれ以外の人が、野良ねこに限らなくても、主に愛護動物に「餌をやってはいけない。」とする行政措置を執行できる根拠となる法律が見つかりません。また、「餌をやる態様によっては、所有権利者を強要される。」という法律も見当たりません。「単純明解にだれでも理解のできる「愛護動物餌やり禁止法」がないので、条例も作れません。
 にも関わらず、東京三鷹市では担当官のそれなりの判断から、結果的な野良ねこ「餌やり禁止」と「餌を出したら飼い主」の指導を続けました。当然の帰結として、住民間の対立が係争に発展してしまいました。
 法律では「恣意的な餌やり」があるので「動物愛護」と「動物管理」の「両立を目指せる施策計画」が、環境省から「告示」されています。遵法の措置を行わず、法を超えた指導の結果の裁判沙汰だとしたら由々しきものと思うのです。

 もう少し詳しくは・・・|犬猫救済の輪|・|猫の代理人たち

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