アニマルウエルフェア連絡会

人と動物との適切な関係づくりを考えます。
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企業の社会的責任
 フリー百科事典『ウィキペディア』によると…(検索 CSR)【企業の社会的責任(CSR: Corporate Social Responsibility)は、企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダー (利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体) からの要求に対して適切な意思決定をすることを指す。
 企業の経済活動には利害関係者に対して説明責任があり、説明できなければ社会的容認が得られず、信頼のない企業は持続できないとされる。持続可能な社会を目指すためには、企業の意思決定を判断する利害関係者側である消費者の社会的責任(CSR: Consumer Social Responsibility)、市民の社会的責任(CSR: Citizen Social Responsibility)が必要不可欠となるといわれる。 】

 企業の法令遵守と「動物愛護の勢力」及び、「動物管理の勢力」に係る利害関係者への説明責任などという観点から思いを進めてみますと……。

 企業が「篤志家」と呼ばれる寄付などや、芸術や文化をサポートするメセナなどの「企業PR」の分野と、「CSR」が混同されているのではないか?などの物議があります。寄付も採算度外視のイベントも社会貢献であって、社会的責任ではないという指摘です。

 法令遵守の範疇では狩猟鳥獣や害獣にもあてはまらないので駆除ができない動物が、人々と同じ環境に棲んでいます。近年の法律は「駆除」に変り前もって防ぐ「防除」の考えに変わりました。
 人の環境を侵しはじめる外来動物などが、人の環境に棲む原因の多くは、所有者の飼養の放棄による場合です。そこで新しい法律では人による特定外来動物の所有の制限を前もって行える対策、「防除」の方法にしています。
 また、愛護動物の法律では「動物愛護」の精神の結果の事態に配慮する、動物の習性生理本能生態等に配慮した「動物管理」の行政施策を行うように、主務所管の環境省が都道府県に宛てた指針を出しています。

 さて、「動物愛護」と「動物管理」には雲泥の違いのあるのは周知の通りです。畜産動物に苦痛を与えるな、といいながら食べます。実験動物絶対反対、といいながら医者にかかり薬をもらいます。毛皮をファッションにするな、といいながら革靴を磨きます。…などなどは一般論ではなくて、賛否両論覚悟の上で筆者のワタクシゴトです。
 広大な敷地を有する巨大企業の多くにはCSR部門があります。巨大な敷地には動物もいますので、企業の立地環境と動物と企業運営が上手な関係をつくらなくてはいけなくなります。そこでこの企業は容易い解決索である「動物の管理」に注目し、環境管理で利害関係を保っている「動物駆除事業者」に考えがいたり、動物駆除で企業と事業者間の利害が一致したかのように思い込みます。
 某大企業のCSRに配属されたある職責者は、法令遵守の下では「動物愛護」の精神から「駆除」のできない類いの動物を「出入りの業者」に処分させていました。いけないこととは「知らなかった!!」そうです。

 CSRは寄付やメセナのように即効のある企業PRではありません。しかし、なくてはならない要素と思うのですが、企業と事業者だけの利益にかかる「動物駆除」はいけません。
 動物の種類によってはこの事業者にも法令違反の恐れがあります。万が一、事業者からのこの動物の引き取り申請に都道府県が応じていたとするのなら言語道断で、便宜供与を指摘されます。このような引き取り申請を都道府県は断れるのです。
動物 動物愛護 | 23:45 | - | - | - | - |

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